アサヒグループホールディングスは、富士通と共同で、中国(上海、深セン、大連)の営業3拠点の営業情報可視化システムをクラウドで構築し、9月より本稼働を開始する、と発表した。
<営業情報可視化システム全体像>
これにより、顧客や注文状況など日々の活動情報の見える化、情報の共有や分析の強化、属人的であった業務の標準化などを実現し、より競争力ある営業活動を展開することができる。
アサヒグループ本社は、地域、業態別などの現地情報をリアルタイムに参照することができ、変化する消費者ニーズに対し、迅速かつシームレスな対応が可能となった。
さらに、クラウド基盤を活用することにより、サーバやネットワーク機器などのICT資産を新たに保有することなく、運用を含め、コストを75%削減している。
富士通は、クラウドなどの最先端技術だけでなく、これまでの流通分野でのノウハウなどにより、短期間で営業情報可視化システムの構築を実現した。蓄積された情報をより有効利用するため、最適なサービスの組み合わせを提供している。