日本IBMは9月13日、資生堂がグローバル・ビジネスを支える基幹システム「グローバル情報システム」において、生産会社向け、製販会社向け、販売会社向けテンプレートの構築し、上海(中国)2社での稼働を7月4日に開始したと発表した。
さらに、来年1月、これらテンプレートを北京(中国)1社で稼働開始する。
資生堂は、2017年のあるべき姿として「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレーヤーを目指す」を掲げ、グローバル化を加速しています。
グローバル情報システムによって、業務の標準化や販売・会計情報を把握することにより、強固な経営基盤の確立、ビジネスのスピード・経営品質の向上といった企業競争力の強化を目指す。
システムは、販売・物流、会計、調達・生産といった基幹業務を支援するもので、SAP社の統合業務パッケージSAP ERP 6.0をベースに、OneModelというグローバル共通のテンプレートを構築し、各地域に展開している。
海外で統一したKPI(業務評価指標)を定義し、各国の情報をタイムリーに把握と、業務を標準化することにより、コミュニケーションを円滑にするとともに、業務変革を進める。
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