SCSKは10月4日、横浜ゴムがスポーツ事業で次期基幹業務システムとしてERPパッケージ「ProActiveE2」を採用したと発表した。
横浜ゴムとプロギアが展開するスポーツ事業での組立工場、物流倉庫を含む8拠点にて共通利用でき、貿易管理を含む販売管理から会計までをカバーする新しい基幹業務システムとして導入を決めた。
採用のポイントは、販売管理に加え、貿易管理機能や組立・加工業務、修理品・販促品管理も標準機能でカバーしており、横浜ゴムの業務要件を満たす機能を有し、業務効率の改善による省力化が可能。
一元管理された販売管理や管理会計データを事業別・商品別などのセグメント別にリアルタイムに把握でき、タイムリーな経営情報の提供による迅速な意思決定を実現できる。
EOSやEDI等の周辺システムとのデータ連携は、EAIツールを利用した汎用的な仕組みの採用により追加開発が不要となり、今後の法改正などにもパッケージのバージョンアップで容易に追随でき、環境変化に強いシステム基盤を構築できる。
横浜ゴムでは「既存システムでは一元管理されず、様々なシステムが稼動しているため、更なる業務の省力化には限界を感じていた。新基幹システムの稼動によって、受発注業務のシームレスな連携を実現するなど、業務の省力化を実現する」と述べている。
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SCSK
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