三菱重工業は11月10日、インドのアヌパム社と合弁で、港湾向けコンテナ取扱クレーンなど大型搬送機器の製造会社を設立したと発表した。
<コンテナクレーンとトランスファクレーン>
グジャラート州に構造体製作工場と組立工場の2工場を新設し、2012年前半から港湾向けコンテナ取扱クレーンの生産を開始する。生産能力は年間60台。
新会社「アヌパム-MHI社(Anupam-MHI Industries Limited)」は資本金18億8000万ルピーで、出資比率はアヌパム社51%、三菱重工49%。アヌパム本社のあるインド北西部のグジャラート州アーナンド県に本社を構え、コンテナクレーンやアンローダーなどの港湾荷役設備、石炭などのばら荷を運ぶバルク搬送設備、および天井クレーンなど製鉄物流機器の営業、製作とアフターサービスに取り組む。
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