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DHL/日中間の国際複合輸送サービス開始

2011年12月03日/未分類

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DHLは12月2日、中国と日本間で国際複合輸送サービスをスタートした。

Global Forwarding部門が運営するもので、フェリー、鉄道、トラックを利用し、12フィートのコンテナで輸送する。

上海、寧波、杭州、蘇州、南通、無錫、南京、合肥、武漢等が主なターゲット市場で、集荷した貨物は上海までトラック輸送した後、フェリーで博多まで運び、その後JRを通じて日本全国に配送される。

これにより、上海で水曜日に集荷したものは木曜日に上海港へ、金曜日に出港し、土曜日に博多港に入港、そこからJRを利用して東京ターナルに、そして月曜日に東京で配送、という形になる。ドア・ツー・ドアで6日間ということになる。

なお、DHLは国土交通省から第2種貨物利用運送(鉄道貨物輸送)の認可を取得している。

このサービスにより、航空輸送のみを利用した場合に比べ、コストを最大60%削減するほか、海上輸送のみを利用した場合に比べ、輸送所要時間を最大で3日間短縮することができる。さらに、航空輸送で排出されるCO2の92%相当を削減することが可能となった。

DHL Global Forwardingケルビン レオンアジア太平洋地区CEOは、「この国際複合輸送サービスは、電子機器をはじめとしたありとあゆる貨物を日中間で輸送することができるほか、中国から日本へ最も多くの製品を送り出しているファッション・アパレル業界と日中双方向で製品が流通する基幹産業である自動車業界でも、今後さらなる発展が期待できる。」と語っている。

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