商船三井は6月13日、市況動向が低迷の度合いを深めつつある状況を勘案し、今年度は10~20隻のケープ船の解撤処分(解体撤去)コールドレイアップ(係船)実施の方針を固めたと発表した。
従来は、船齢が概ね23才以上のケープ船を解撤処分の対象としてきたが、それを15才以上に広げる。2013年3月末までに5隻の解撤処分実施を決定、追加処分も検討している。
現在のケープ船マーケットの状況から、今後半年から1年を目処に10隻程度をコールドレイアップすることが、将来の適切なマーケットの再構築に資すると判断し、候補船と係船場所の選定に入った。
ANA/6月の貨物重量は国際線10.8%増、国内線10.9%増