大王製紙は9月7日、今後の事業計画の骨子を公表し、組織再編や生産・販売・物流体制の見直しを進め、新グループ体制として経営基盤の再構築を進めるとしている。
グループ共通施策として、物流・販売等の最適化により、生産・販売体制の再構築を進める。
営業本部別物流体制から、エリア別物流体制への移行するとともに、紙・板紙事業、H&PC事業の各関係物流会社の統合を検討する。
さらに、物流体制の再構築に加え、段ボール会社の統合などにより、スリムな経営体制を確立するとしている。
また、徹底したコストダウンと品種シフトによる洋紙事業の収益改善のために、利益率の高い製品への品種シフト、輸送手段の最適化による物流費の低減等により、収益改善を図る。
大王製紙/北越コーポレーションのコンテナ利用の輸送テスト実施