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JR貨物/2012年度のコンテナ輸送4.6%増

2013年04月11日/調査・統計

日本貨物鉄道が4月10日に発表した2012年度の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は2051万9000トン(前年比4.6%増)、車扱は947万2000トン(7.3%減)となった。

世界経済の減速等を背景として輸出や生産の減少があったものの、東日本大震災からの復旧に伴う一部メーカーの生産増があり、年度全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、化学薬品が前年を下回ったものの、紙・パルプ、エコ関連物資等が前年を上回り、全体では前年比4.6%増となった。化学薬品は一部顧客の輸送中止等により減送となった。

一方、紙・パルプは震災により被災した生産拠点の復旧、また、エコ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展によりそれぞれ増送だった。

車扱貨物は、セメント・石灰石が2011年9月の台風12号に伴う線路不通の反動で増送となったものの、石油が一部区間での輸送終了に伴い大きく減送となり、全体では前年比7.3%減となった。

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