エヌ・ティ・ティ・ロジスコは4月22日、千葉県市川市にある千葉物流センタ内の倉庫を建替え増床すると発表した。
同施設の倉庫が満床となため、既存B棟の建物を解体し、新たに改築・増床することにより、首都圏のメインセンタである千葉物流センタの拠点拡張整備を進める。
新倉庫は7月に着工し、地上8階建て(倉庫フロア4階)、延床面積約1万8979㎡で、来年3月竣工の計画。
フロアあたり約3970㎡の4層倉庫部分に、事務所を配置し、顧客ニーズに沿った区分割りで提供できる構造にしている。
有効天井高さは6mで、保管ラック配置を考慮したスパン割にするなど、高効率な荷物保管が可能な構造。耐震性能は、耐震基準の1.25倍と高い性能を備えた安心・安全な施設となっている。
設備面では100%空調設備を完備するとともに、外壁にも金属サンドイッチパネルを使用して空調効率も高めている。
監視カメラ・入退室セキュリティ機器を標準装備しており、セキュリティ対策も万全。照明は、建物全体でLEDを採用するなど環境にも配慮している。
■施設計画の概要
所在地:千葉県市川市二俣717-88
構 造:鉄骨造 地上8階建(倉庫フロア4階)
千葉・市川物流センタ全体面積:約8万2640㎡