商船三井は8月8日、高圧洗浄水を用いて船倉内高所の清掃を効率的で安全に行うための器具を開発し、船具・高圧ポンプメーカーであるBC TAECHANG INDUSTRIAL CORPORATION社へ発注した。
<船倉内で高所清掃器具を操作する様子>
新開発器具は長尺アルミポールと、アルミポールを吊り下げて操作するための操作索で構成。アルミポールの先端には高圧洗浄水噴射ノズルが装着でき、船倉の高さに合わせて長さの調節が可能。従来よりも簡便、かつ、安全に作業が可能。洗浄以外にも薬剤の散布、ペイントの噴霧などにも使用可能だ。
この器具の実用化により、船倉内清掃における乗組員の作業負担を軽減し、安全性を高める効果が期待できるとしている。