フェデラルエクスプレス(フェデックス)は10月30日、1日あたりの貨物取扱量が12月2日に2200万個を超え、歴史上最多になると予測した。
フェデックスで今年最も多忙な1週間になると見込まれる12月1日から7日までの期間での貨物取扱量は、グローバルネットワーク全体で8500万個以上に達する見通し。昨年の最繁忙期と比べて、13%の増加となる。
Eコマースの売上高は、実店舗を持つ従来型小売店の3~4倍のペースで世界的に成長。中でもアジア太平洋地域は23%の成長率が見込まれ、世界全体のEコマース売上高の3分の1近くを占めるフロントランナーとして他地域をリードしているとしている。
なお、フェデックスはホリデーシーズンの貨物取扱量急増に対応するため、全世界で数万人を臨時雇用して労働力を増強する予定だ。
■フェデックスの最多貨物取扱量の推移
2007年12月17日-1150万個
2008年12月15日-1200万個
2009年12月14日-1420万個
2010年12月13日-1560万個
2011年12月12日-1720万個
2012年12月10日-1990万個
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