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商船三井/3月期は売上高1兆7294億円、営業利益410億円

2014年04月30日/決算

商船三井が4月30日に発表した2014年3月期決算は、売上高1兆7294億5200万円(前期比14.6%増)、営業利益410億9200万円(前期は157億6600万円の損失)、経常利益549億8500万円(前期は285億6800万円の損失)、当期利益573億9300万円(前期は1788億4600万円の損失)と大幅な増収増益となった。

海運市況は、前期比で回復が見られたものの、全体としては厳しい環境が継続した。

ドライバルク船市況は、船腹供給面で新造船竣工数が前期比で大幅に減少し、貨物需要面で西豪州の鉄鉱石出荷量が過去最高を更新するなど、全体的に荷動きが活発だった。

タンカー市況では原油船(VLCC)市況が夏場の低需要期に落ち込み、11月以降にはアジア諸国の原油在庫積み増しの動きを受けて一時高騰したものの、旧正月以降低迷。コンテナ船市況も、大型コンテナ船の大量竣工により需給環境が悪化し、運賃水準は下落した。

セグメントごとの主な業績は、不定期専用船事業が売上高8369億円(14.3%増)、営業利益571億円、コンテナ船事業は売上高7153億円(17.6%増)だったが、営業損失145億円だった。

来期は、売上高1兆8000億円(4.1%増)、営業利益540億円(31.4%増)、経常利益700億円(27.3%増)、当期利益600億円(4.5%増)を見込んでいる。

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