名鉄運輸が8月7日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高222億円（前年同期比2.7％減）、営業利益4億2300万円（36.6％減）、経常利益4億5600万円（33.3％減）、当期利益2億8700万円（18.8％増）となった。
貨物自動車運送事業は、増税後の反動減を受けて期初に貨物輸送量が大きく落ち込んだ。その後徐々に回復に転じたものの消費関連貨物を中心に取り扱いは低調に推移したこともあって、売上高は198億800万円（2.3％減）、売上総利益は11億3300万円（17.7％減）となった。
航空利用運送事業は、国内航空貨物の取扱量減少に加えて増税の反動減による影響も重なり、売上高は前年同期比6.3％減の17億8200万円、売上総利益は9100万円（3.2％減）となった。
通期は、売上高910億円（2.0％減）、営業利益18億円（28.0％減）、経常利益17億円（31.6％減）、当期利益9億円（31.4％減）。
