スズキは10月6日、各所に分散している二輪車事業を浜松市都田地区に集約し、豊川工場における二輪車体組立の移転を決めた。
地震・津波対策と国内二輪車生産量の減少により、豊川工場の二輪車体組立を都田地区の浜松工場に集約し、設計・開発・実験からエンジン、パワートレイン製造、車体組立までを一貫して行う。
豊川工場の従業員約470名は、近隣工場や事業所等への異動し、豊川工場で生産している船外機の生産は、湖西工場に移す。
集約化は、5年かけて段階的に行い、豊川工場での生産は2018年7月に終了する。
二輪車事業は、設計・開発を行う二輪技術センター(磐田市竜洋地区)、エンジン製造を行う高塚工場(浜松市南区)、二輪車体組立を行う豊川工場(愛知県豊川市)の3か所で分散して行っていた。
■浜松工場の概要
二輪技術センター・二輪工場
事業内容:二輪車のエンジン、車体組立の一貫工場、二輪車、次世代環境車の設計開発、実験施設
所在地:浜松市北区都田町8686
敷地面積:176,824㎡
建築面積:約64,500㎡
国交省/5月の鉄道貨物数量0.3%増、貨物トンキロ5.8%増