日本通運は12月18日、日本発香港向けハイスピード商品「NEX-SPEED マッハ!香港」の販売を成田・羽田受けに11月1日、関空受けに12月1日から開始した。
「NEX-SPEED マッハ!香港」は、香港国際空港航空貨物ターミナル内に立地する香港日本通運の自社施設を活用したもの。
成田空港でにて午前8時まで、関西空港では午前7時までに受託した貨物を香港行き午前フライトを利用し、同日午後6時までに香港域内に配達する。
また、羽田空港を利用する場合は、午後8時までに受託した貨物を翌日午前11時までに配達する。発着双方の高速オペレーションの活用でハンドキャリーに匹敵するリードタイムを実現した。希望により香港日通の空港内施設での引渡しも可能。
香港日通は、2014年8月、日系フォワーダーとして唯一、香港国際空港航空貨物ターミナル「Asia Airfreight Terminal(AAT)」内に自社による輸出入貨物の荷捌き施設(CFS)拠点を開設した。
これによりAATを利用する航空会社を使用した場合、到着から発送までの作業を同ターミナル内で効率的に完結させることが可能になった。空港到着から香港域内への配達までの作業を最大半日程度短縮、日本から香港域内に当日中(羽田受けの場合、翌日午前中)に配達する。
「NEX-SPEED マッハ!香港」は、まず香港域内配達よりサービスを開始し、深センを始めとした華南地区まで配達エリアを順次拡大するとしている。
NXHD/5月の国際海上輸送取扱実績、グローバル合計30.1%増