ニチレイが2月3日に発表した2015年3月期第3四半期決算では、低温物流事業の売上高は1349億3600万円(前年同期比5.7%増)、営業利益が71億2600万円(6.0%減)となった。
冷蔵倉庫業界全体の入庫量は横ばいに推移するなか、ニチレイグループは物流ニーズが旺盛な大都市圏への設備投資を継続し取り込みに注力した。
TC(通過型センター)事業の取扱いが拡大したことや、前年度及び当年度に稼働した新設センターと海外事業の貢献により増収となったものの、車両調達コストや電力料金などのコスト上昇が響き減益となった。
通期では、売上高1760億円(4.5%増)、営業利益82億円(8.2%減)を見込んでいる。
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