経済産業省が2月27日に発表した1月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1720万kl、前年同月比12.7%減となり、3か月連続して前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(523万kl、前年同月比6.5%減)、アラブ首長国連邦(430万kl、6.5%増)、ロシア(180万kl、13.8%増)、カタール(171万kl、36.0%減)、クウェート(126万kl、30.1%減)、となっている。
中東依存度は80.3%、前年同月に比べ2.9ポイント減と3か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は1073万kl、前年同月比1.2%増と5か月連続して前年を上回った。
油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリンと灯油、軽油及びA重油は前年同月を下回った。