鈴与は4月16日、静岡県の清水港の袖師第一埠頭コンテナヤード内に「多目的洗浄施設(タンクコンテナ洗浄デポ)」を3月に完成し、稼働したと発表した。
タンクコンテナ洗浄作業と整備作業を、本格的に行うことができる県内初の施設。
洗浄・整備設備に加え、タンクコンテナの加温設備と危険品貯蔵所(既設)を備えている。
施設の稼働により、化学品などの液体輸送でタンクコンテナを使用する顧客にとり、清水港を発着点としたタンクコンテナの物流構築が可能となる。
今回の稼動に合わせ、冷凍コンテナのオンシャーシ(車上)クーリングエリアも拡充しており、今後も多様化する顧客の物流ニーズに応えていくとしている。
■多目的洗浄施設 概要
所在地:静岡県静岡市清水区横砂408-17 清水港袖師第一埠頭内
敷地面積:多目的洗浄施設620m2、危険物屋外貯蔵所440m2
作業レーン:洗浄作業3レーン、整備作業2レーン
加温:4基対応(スチーム・温水)
その他:タンクコンテナ屋外貯蔵所:最大40基
ローテータ:1台
冷凍コンテナ車上クーリングエリア:10レーン(超低温コンテナ対応)加圧浮上式排水処理装置
タイムテクノロジージャパン/空間搬送ロボットサービスの提供開始