JICA/港湾施設の改修で、モザンビーク向け円借款

2015年06月15日 

国際協力機構(JICA)は6月12日、モザンビーク共和国政府との間で「ナカラ港開発事業(II)」を対象とした292億3500万円を限度とする円借款貸付契約に調印したと発表した。

ナカラ港の施設改修を通じて、モザンビーク北部の輸出入拠点である同港の荷役生産性を向上させ、ひいてはモザンビーク北部からマラウイ、ザンビアへ至るナカラ回廊の経済開発、貧困削減に貢献する。

第1期(2013年3月承諾、78億8900万円)の円借款を供与済で、今回は第2期の供与となる。

この借款資金は、北側埠頭改修、泊地浚渫、コンテナヤードの舗装等に係る土木工事、ガントリークレーン等港湾荷役機材の調達及びコンサルティング・サービス(入札補助、施工監理、環境モニタリング等)費用等に充当される。

実施により、貨物量は、2012年の225万トン/年から、事業完成2年後となる2020年には、507万1000トン/年に増加し、年間コンテナ貨物量も、約6万5000TEU(2012年)から、約25万1000TEU(2020年)に増加する予定。

なお、この地域は、近年、原料炭、天然ガス等の鉱物資源が発見され、高い農業ポテンシャルがあるだけでなく、経済活動が活発化している。

貨物量も大幅に増加しており、2030年には現在の10倍となることが予想されている。この貨物量の大幅な増加に対応するためには、老朽化した現行の港湾施設の改修と、港湾荷役の効率性の向上が急務となっている。

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