ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション(ゼブラ)は6月15日、モバイルコンピュータ、プリンター、バーコードスキャナー、RFID機器、無線LAN(WLAN)インフラの稼働時間と可用性を最大限に高めるサポートサービス・ポートフォリオ「Zebra OneCare」の提供を開始した。
Zebra OneCareは、業務プロセスの合理化、業務効率の向上、業務遂行コストの削減のためのサポートをグローバルレベルで提供する。
企業のビジネスニーズや予算に最も適したレベルのサービスを提供できるよう、3つのサービスレベルを用意。
基本的なテクニカルサポート、機器診断、3日以内の修理サービスの提供する「Zebra OneCare Essential」、オンライン・ダッシュボード、24時間365日サポート、交換機器の翌日発送の提供などの「Zebra OneCare Select」、「ゼブラとチャンネル・パートナーが協力して、規定のサービス・パッケージに収まらない要件を持っている顧客のニーズに対応可能。カスタマイズされたダッシュボード、高度な診断、サードパーティ・ソフトウェア・サポート、専用ヘルプデスクサポートの提供などの「Zebra OneCare Premier」の3つ。
また、ゼブラは、ゼブラ製モバイル端末での資産パフォーマンスと業務上のビジネスパフォーマンスが一目で分かるプラットフォームとダッシュボードを提供する、新たなマネージドサービス「オペレーショナル・ビジビリティ・サービス(OVS)」を導入した。
OVSは、基幹業務資産の管理のために専用に設計されたクラウドベースの管理・統合プラットフォーム、「アセット・ビジビリティ・プラットフォーム」を利用する。このプラットフォーム上で資産の状況を把握し、機器レベルできめ細かくコントロールしながら、データの収集と分析を行うことで、エンタープライズ・アセット・インテリジェンス(企業資産インテリジェンス)を実現する。
OVSの「オペレーショナル・ダッシュボード」では、投資を最適化し、業務効率を高め、データや分析などが一目でわかるように設計されている。稼働中の機器のみならず、修理中の機器についても最新のステータスをリアルタイムで把握できる。
機器の利用効率を高めてモバイル端末のダウンタイムを減らせるようになるため、企業は、サポートコストを抑えながら社員の生産性を最大限に高めることができる。
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