国土交通省は7月24日、2014年度の宅配便取扱個数は、36億1379万個(うちトラック運送35億7008万個、航空等利用運送4371万個)だったと発表した。
前年度に比べ2289万個減(0.6%減)となり、5年ぶりの対前年度比減となった。
うちトラック運送は2498万個減(0.7%減)、航空等利用運送は209万個増(5.0%増)だった。
宅配便(トラック)減少について、2014年4月の消費税率引き上げの影響等による荷量の減少、大手事業者の不採算貨物に係る運賃適正化による取扱個数の減少等の要因によるものと分析している。
便名ごとでは、トラック運送が、上位5便で全体の99.7%を占め、宅急便、飛脚宅配便、ゆうパックの上位3便で92.5%。
また、航空等利用運送は、飛脚航空便、宅急便タイムサービス等、フクツー航空便、スーパーペリカン便の4便で全体の37.6%を占めている。
2014年度のメール便取扱冊数は、54億6425万冊で、前年度に比べて1億7347万冊減(3.1%減)。
メール便のシェアは、ゆうメールとクロネコメール便の上位2便で、96.3%を占めている。
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増