米インフォアは7月22日、2015年度の業績を発表した。
ソフトウェアライセンスとサブスクリプションによる収益が12%増加し、2015年度のSaaS収益は前年比60%以上増加した。SaaSの受注高は300%以上増加し、現在、96か国で4500万人を超えるユーザーがインフォアのクラウドアプリケーションを利用している。
インフォアは2015年度中、従来からのベンダーであるSAPやオラクルと競って勝ち取った500案件を含め、約2900社の新規顧客を獲得したという。
新規で本稼働した顧客には、ウィンダム・ホテルズ、フェラーリ、サンフランシスコ市営交通局、ハーシーエンターテイメント&リゾート、ボスカリス、エブスコ、レガシーヘルス、ベストウエスタンホテルズ、カマン・インダストリアル・テクノロジーズ、ワーグナー・イクイップメント(CAT)が含まれている。
また、システムインテグレータを通じて大手既存顧客のアップグレードにもフォーカスしており、HCLテクノロジーズや サイバーと新規に契約した。
オンプレミスからSaaSへ移行するUpgradeXプログラムでアップグレードに成功した顧客には、サンアントニオ市水道局やカンザス市水道局が含まれている。
新たに97社のチャネルパートナーと提携し、チャネル売上が18%増加した。