キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は8月5日、中国法人のキヤノンITS上海が、中国とASEAN地域の日本企業向けに、スマートフォンを活用した物流着荷確認システムの販売を開始すると発表した。
販売会社や物流会社が着荷(配送)完了をほぼリアルタイムに把握できるようになり、着荷基準での売上計上が可能になる。
物流着荷確認システムは、顧客企業の既存の物流システムへのアドオン導入が可能。既存物流システムの配送情報を物流着荷確認システムに連携し、配送員は配送完了時に配送伝票の情報をスマートフォンで送信することにより着荷報告が可能になる。
また、配送伝票にバーコード等が印字される場合は、スマートフォンのカメラでスキャンし、着荷報告の利便性・確実性を高めることも可能となる。さらに、スマートフォンの位置情報を利用することで、配送業務のルートトレーサビリティにも活用が可能。
キヤノンITSはキヤノンITS上海を通して、今後中国とASEAN地域での日系企業をターゲットにこのシステムの販売を行い、2018年までに2億円の売上を目指す。
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