DHLは9月18日、IMG Fashion と共同で行う「DHL Exported」プログラム第2期の受賞者を発表した。
受賞により、マルセル オステルターグ氏（Marcel Ostertag）、シド ネイガム氏（Sid Neigum）、中島 篤氏、そしてマルタ マルケス氏（Marta Marques）とパウロ アルメイダ氏（Paulo Almeida）の二人組が、グローバル「ファッション・ウィーク」のステージで2016年秋冬と2017年春夏の両コレクションを発表し、自らのブランドとビジネスをグローバルに展開する機会を獲得した。
「DHL Exported」では、ファッション業界でのビジネス成長に意欲的な才能ある受賞デザイナーに、ビジネス戦略のコンサルティング、PR 活動、ソーシャルメディアに関するサポートを提供する。
「DHL Exported」第1期の受賞デザイナーは、海外の新規市場に進出し、国際的な露出やメディアに取り上げられる機会を著しく増やした。ニューヨークで発表した第1期受賞デザイナーのフランチェスカ リベルタトーレ氏（Francesca Liberatore）は、e コマースの400％増加、ミラノでショーを行ったニコラス クンツ氏（Nicholas K）は前年比50％の売上増を記録した。
「DHL Exported」プログラムの募集は7月8日から7月31日まで行われた。最終選考に残ったデザイナーは、ファッション業界のベテランやロジスティクスの専門家から構成される審査委員によって選ばれた。応募者は、各自の事業成長戦略に基づき、自分のコレクションを発表するためのファッション・ウィーク会場を選ぶよう依頼された。そして、各会場では、ローカルの専門家により構成された委員会が応募内容を精査し、成功のポテンシャルが最も高いデザイナーが最終的に選ばれた。
受賞デザイナーは、ファッション・ウィーク内での発表枠を保証され、また2シーズン続けてのランウェイショーに必要な制作コストとプロデュースを受けられる。またDHLは、デザイナーのランウェイデビューのため、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京でのコレクション披露に必要な国際輸送とロジスティクスに関するアドバイスを提供する。
