セイノーホールディングスが11月10日に発表した2016年3月期第2四半期の業績は、売上高2699億5100万円(前年同期比1.8%増)、営業利益113億100万円(42.7%増)、経常利益123億2200万円(37.9%増)、当期利益77億8600万円(42.3%増)となった。
通期は、売上高5610億円(3.4%増)、営業利益252億円(17.8%増)、経常利益268億円(14.0%増)、当期利益167億円(15.5%増)を見込んでいる。
6月に関東運輸(群馬県前橋市)を子会社化し、全国ネットワークの冷凍・冷蔵輸送の機能を加えることで、グループの強化を図り、タイと近隣諸国における物流ネットワークを確立し、ASEAN地域における主要物流企業となることを目指す。
8月にタイ・サハグループの物流会社に出資し、合弁事業を展開した。
セグメント業績では、輸送事業は売上高は2021億200万円(3.9%増)、営業利益75億900万円(72.2%増)。
新規顧客の獲得やロジスティクス事業の拡大を図りながら適正運賃・料金収受、燃料サーチャージ収受の積極的な交渉を推進し、営業戦力・費用の適正管理にも取り組むことで、収入・利益の確保に努めた。
セイノーHD/高度外国人材の雇用推進で協業、2024年問題の対策も背景