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ヨコレイ/埼玉県幸手市に2万トンの冷蔵倉庫新設、圏央道幸手ICに隣接

2015年12月09日/物流施設

横浜冷凍(ヨコレイ)は12月8日、埼玉県幸手市の幸手中央地区産業団地内に「幸手物流センター(仮称)」を新設すると発表した。

<位置図>
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冷蔵収容能力は、約2万800トンで、2016年4月に着工し、2017年竣工を予定している。

幸手中央地区産業団地は、圏央道幸手ICに隣接。圏央道に繋がる東北道・関越道へのアクセスも良い。

冷凍設備には、温度や湿度の変化が極めて少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流であるRD(リターンダクト)冷却方式を導入。プラットホーム内を陽圧化するとともに廃熱を利用して除湿をおこなう「ハイブリッドデシカント陽圧システム」、小口の荷物などにも迅速に対応が可能な「電動式移動ラック」を採用し、高い品質管理と最適な保管環境を実現する。

冷媒には、自然冷媒であるアンモニアとCO2を使用。施設屋上には、約615kwの太陽光発電システムを設置するなど、環境にやさしい冷蔵倉庫となっている。

同社は圏央道沿線で、加須物流センター、加須第二物流センター、鶴ヶ島物流センター、伊勢原物流センターを既に稼働している。

10月には圏央道埼玉県区間が全線開通し、圏央道地域の低温物流ニーズに応えるため、同社の冷蔵物流ネットワークを活用し、最適な物流サービスを提供する。

■概要
名称:幸手物流センター(仮称)
所在地:埼玉県幸手市大字神扇、平須賀及び神明内 幸手中央地区産業団地
構造:鉄筋コンクリート造3階建
規模
延床面積:約1万8500m2
敷地面積:約1万2500m2
冷蔵収容能力:約2万800トン
F級:約1万7700トン
C&F級:約2500トン
C級:約600トン

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