味の素は12月9日、川崎工場の生産設備増強工事を完了し、来年1月から本格稼働すると発表した。
生産効率の高いレトルト殺菌設備の導入と充填・包装設備の増強を行い、生産能力を向上させた。
このうち、充填・包装工程では、新たに製品パウチの搬送用パラレルロボットを導入し、省スペース化、少人化した生産体制を構築した。
■新生産設備概要
生産工場:味の素 川崎工場
所在地:神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
延床面積:7895m2(従来工場と同敷地内の別工場に設備移転・増強)
生産能力:9500万個/年
設備投資額:約23億円