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名古屋港/2018年代後半までに完成自動車用物流用地を造成

2016年01月06日/物流施設

名古屋港管理組合は12月28日、2018年代後半を目標年次として名古屋港港湾計画を改訂し、発表した。

港湾の能力としては、目標年次に取扱貨物量を2万4660万トンを目標とする。

<飛島・弥富・鍋田ふ頭コンテナ>
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<金城ふ頭完成自動車>
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物流・産業面では、コンテナ・完成自動車・バルク取扱機能の強化と安全で円滑な航路・道路体系の構築を目指す。

基幹産業である自動車関連産業に加えて、次世代産業である航空機産業など中部地域に集積するものづくり産業の国際競争力強化と、背後に暮らす人々の生活の質の向上を支えるため、物流機能の更なる強化を図る。そして、輸出入貨物の更なる増加や貿易額の拡大を図ることにより、我が国経済・産業の活性化と富の創出に貢献するとしている。

コンテナ取扱機能の強化として、東南アジア航路の船舶の大型化や貨物増加に対応するため、飛島ふ頭東側コンテナターミナルで2バースの増深とターミナル用地の拡張、また、基幹航路の船舶の大型化に対応するため、飛島ふ頭南側コンテナターミナルで既定計画を150m延伸する。

コンテナ貨物の増加等に対応するため、埋立てにより物流用地を造成する。また、近海航路の貨物増加に対応するため、鍋田ふ頭コンテナターミナルで2バースの拡充を図る。

交通量の増加への対応や埠頭間のアクセス向上を図るため、飛島ふ頭~弥富ふ頭間に新たな臨港道路の確保を図る、船舶の大型化に対応するため、中航路の航行環境を改善する。

完成自動車、産業機械等の取扱機能の強化では、完成自動車取扱機能を、金城ふ頭に集約し輸送の効率化を図るため、大型船に対応した岸壁を拡充する。完成自動車保管用地等の拡充を図るため、埋立てにより物流用地を造成する。

産業機械等を取扱う船舶の大型化や横持ち輸送の軽減に対応するため、弥富ふ頭で岸壁を拡充、在来貨物を取扱うため、弥富ふ頭で岸壁を拡充するとしている。

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