日清医療食品は4月19日、熊本地震の被災状況と現在の状況を発表した。
熊本県内を中心とし、被災地域の契約先事業所の食事提供については非常食を使用し継続できている。ただし、一部の契約先事業所では顧客と調整の上、食事回数の削減を行っているところがある。
また、顧客の判断により利用者を避難させたため、食事の提供業務を止めている事業所がある。
非常用物資は福岡倉庫を経由して子会社のアグリックに集積し、契約先事業所へ水、食材を配送している。
ヘリコプターによる空輸は北九州空港を拠点とし、熊本市内に近い「合志グラウンド」で物資を降ろし、ここを拠点にSVを中心に、契約先事業所へ支援物資を配送している。
輸送物資は水・白粥・流動食を主としている。
物流体制については、福岡倉庫から熊本市内の倉庫とアグリックへ向けて物資の移動と集積を行なっており、一部商品については契約先事業所へ納品できる体制となっている。
一部高速道路が通行できないため、配送には一般道を使用しており、契約先事業所によって配送時間が大幅に遅延しているという。
JALグループ/8月の国際貨物18.3%増、国内貨物14.0%増