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東芝/国際物流総合展に出展

2016年09月07日/生産

東芝グループは、国際物流総合展2016に出展する。

<展示イメージ>
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グループの総合力を生かした新しい物流サービスを実現する“ONE Toshiba”をコンセプトに、幅広い物流ソリューションを紹介する。

9月16日には、会場で「IoTを活用した戦略的グローバルロジスティクスサービス」と題したセミナーを行う。

主な展示内容は、東芝のインフラシステムソリューション社が、物流センターにおける荷役人員の不足に対応して、省力化・効率化を提案する「自動荷降ろしロボット」などの新製品を展示する。

インダストリアルICTソリューション社は、入出荷オーダーの状態や入出荷作業の進捗をシステム画面を用いて視覚的に表示し、業務の可視化が行えるWMS(倉庫管理システム)「LADOCSuite」を紹介する。

一般的なWMSの機能に加え、トラック誘導機能や簡易配車機能を備え、英語、日本語、中国語(簡体字)などの多言語にも対応するとともに、活動量計を使った倉庫内作業分析や、環境センシングロガーにより輸送中の貨物の温度、衝撃などの状態データを収集・分析する輸送品質可視化など、「物流IoTソリューション」も紹介する。

東芝テックは、RRFID対応機能を搭載したPOS検品システム「検品大助」では、一括検品により作業工数を削減する。

RFIDハンドリーダー「UF-2200」は表示・入力・上位システムとの通信にスマートフォンを利用し、スマートフォン内臓のジャイロセンサーや方位センサーから取得する方向情報とRFID受信電波強度を組み合わせ、探したいものの方向と距離感をスマートフォンの画面にレーダーイメージで表示できる。

RFIDピッキングカートは、タブレット端末とバッテリー、RFIDリーダーを専用ケースで一体化することで簡単に台車の上に設置できる上、RFIDにより品番、数量の一括読取りができ、倉庫内作業の生産性と品質を同時に向上させることができる。

東芝ロジスティクスは、荷主企業の視点に立って物流業務の運用・改善からサプライチェーンの効率向上、製品設計まで遡った改善を提案するDFL(Design for Logistics)、物流を診断する「ロジ診断」などの「4PLサービス」を紹介する。

東芝グループの物量や技術を生かし、アパレル商品などの異業種品と東芝製品を混載する輸送サービス、RFIDを活用しリアルタイムで作業進捗を確認できる移転サービス、更に日本で初めて3D空間画像認識技術を物流サービスに応用して安全性を高めた重量品搬出入サービスなど、多様なサービスを紹介する。

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