ヤマトシステム開発(以下:YSD)は1月5日、スマホやパソコンから地方税や国民健康保険料などの口座振替申し込み手続きが可能になる「公金収納支援サービス」を千葉市に提供する。
自治体によるスマホ等での口座振替申し込み受付は、関東の政令指定都市では初めての導入となる。
千葉市の市税等の納付は納付書による都度払いが約半数を占め、納付書発行や督促等のコスト削減、また期限内納付をより確実とするため、口座振替による納付を推奨していた。
しかし、口座振替依頼書へ記入する際の書き損じや銀行届出印との印鑑相違による差し戻し等により、口座振替の設定が遅れ、納付者が希望する口座振替の開始時期が遅延することが課題となっていた。
口座振替依頼書の郵送コスト、職員が行う帳票仕分けにかかる事務処理コストにも課題があった。
導入済の自治体では、市税等の徴収率が向上するなど効果が表れており、市民にも好評であることから、YSDでは2020年に向けて300自治体への提供を進めていく。
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