日本通運は3月24日、インド日通ロジスティクスが建設中だった多機能ロジスティクス倉庫「スリシティ・ロジスティクス・センター」を竣工し、3月15日に開所したと発表した。
敷地面積8.6万m2、普通倉庫1.8万m2の規模で、チェンナイ市内から北へ70kmのアンドラ・プラデッシュ州スリシティ工業団地に位置している。
インド日通ロジでは、同地域での倉庫・配送・梱包など物流に対するニーズに応えるため、ロジスティクス倉庫を開設した。
チェンナイは自動車産業をはじめとする南インドの主要な物流ハブ拠点であり、その近郊に位置するスリシティ工業団地には、14社の日系企業を含む約40社の外資系企業が工場拠点を構えている。
インド日通ロジは2011年4月に設立、インドの経済成長にともなう国内物流需要の高まりや、高度化する顧客ニーズに対応し、国内物流事業を一層強化するため、国内物流専業会社として、国内輸送、倉庫配送を中心に業務を行っている。「スリシティ・ロジスティクス・センター」は、チェンナイ、オラガダム、ベンガルール、プネ、ニムラナに次ぐ、国内で6つ目の拠点となる。
■施設概要
名称:インド日通ロジスティクス スリシティ・ロジスティクス・センター
住所:6600 Central Express Way, Sri City, Mopurupalli Village, Varadiahpalem Mandal, Chittoor District, Andhra Pradesh 517541 India
敷地面積:8万6106m2
普通倉庫:1万7901m2、庇(幅17.5m)555m2
倉庫内事務所:189m2
事務所:852m2
主要設備:低床ホーム(庇付き)、高床ホーム、ドックレベラー9基
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