New Revo.は6月5日、スマホを使ってバーコードを読み取り、クラウド上で在庫管理ができる小売・EC事業者向けサービス「NRクラウド在庫管理」のβ版テストの提供を開始すると発表した。
New Revo.は今年3月より小売・EC事業者向けの在庫管理ソリューション「NRクラウド在庫管理」の開発を開始した。
中小企業の物流現場の効率化の手伝いができるよう、New Revo社は中小企業の物流現場に在庫管理ソリューションを提供する。
New Revo社では、中小企業の顧客にも使用してもらえるように、クラウド型の在庫管理ソフトウェアを開発した。
これまで高価だったバーコード読み取り機器は必要なく、お持ちのスマホでアプリ(βテスト中は招待制)を使って読み取ることができ、バーコードも自動で発行することができるので、 コストを抑えたい中小企業の顧客にも最適という。
NRクラウド在庫管理の特徴の一つが、バーコードの発行。中小企業の顧客のほとんどは、 バーコードがないPB(プライベートブランド)、 LB(ローカルブランド)、 オリジナルブランドを取り扱っている。
それらの顧客でも在庫管理ができるために、NRクラウド在庫管理ではオリジナルのバーコードを発行することができる。
これまで在庫管理の業務にはバーコードを読み取るハンディターミナルが必要だった。しかし、ハンディターミナルはとても高価だとの顧客の声を元に、アプリのハンディスキャナを利用してバーコードを読み取ることができる。
在庫管理をその日から使えるように、サーバーや機器を準備する必要はなく、クラウド上で在庫管理をすることができる。
NRクラウド在庫管理は、2017年秋頃、本リリース予定で、今年度目標は導入社数300社を目指し、5年で国内No.1の在庫管理アプリケーションを目指す。 まずは半期で黒字化を目指し、Webを使った営業力の強化を図るとしている。
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