佐川急便は7月26日、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便等の運賃・付帯料金の改定を11月21日より実施すると発表した。
環境変化に伴うコスト増加への対応として、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便と飛脚特定信書便の運賃改定、スキー用具の適用サイズ変更、飛脚国際宅配便の受託時の容積重量算出基準の変更、大型家具家電設置輸送の設置料金、代金引換サービス「e-コレクト」の代引手数料の改定、及び飛脚クール便付加料金を改定する。
これまで業務の効率化や適正運賃収受を目的に個別契約している顧客への運賃交渉などを実行することでコスト増加への対応を実施してきたが、足元の急激な環境変化に伴い、運賃・付加料金・代引手数料等について改定するもの。
飛脚宅配便及び飛脚ラージサイズ宅配便の運賃改定については（100サイズ以上のみ改定）。
飛脚宅配便は関東～関西で100サイズが1360円（現行1300円）、140サイズが 1780円（1550円）、160サイズが1980円（1800円）となる。
飛脚ラージサイズ宅配便は関東～関西で170サイズが2850円（現行2300円）、180サイズ3100円（2550円）、200サイズ3800円（3050円）、220サイズが4450円（3550円）、240サイズが5800円（4550円）、260サイズが7150円（5550円）となる。
飛脚特定信書便の運賃改定については（100サイズ以上のみ改定）。
飛脚特定信書便の関東～関西では、100サイズが1360円（現行1300円）、140サイズが1780円（1550円）、160サイズが1980円（1800円）となる。
また、スキー用具の受託時の適用サイズ上限の改定では、140サイズ→160サイズとなる。
飛脚国際宅配便の受託時の容積重量算出基準の改定では、6000立方㎝/㎏→5000立方㎝/㎏となる。
大型家具家電設置輸送の設置料金の改定についてでは、1個口出荷の場合、170サイズで4200円（現行3500円）、300サイズで5200円（4500円）、600サイズで2万200円（1万8000円）となる。
代金引換サービス「e-コレクト」代引手数料の改定についてでは、30万円を超える～50万円以下は2000円のままだが、50万円を超える～60万円以下が6000円、10万円増毎に1000円が増加する上限設定となった。
飛脚クール便付加料金改定については、関東～関西で、60サイズ飛脚宅配便運賃が800円（現行のまま）、クール料金が250円（現行150円）、合計1050円（950円）、100サイズ飛脚宅配便運賃が1360円（1300円）、クール料金400円（250円）となる。
