大宝運輸は9月5日、愛知労働局長より、支店での長時間労働に係る是正指導を受け、企業名が公表されたと発表した。
一部の支店で長時間労働を行なわせたことにより、9月4日付けにて是正指導を受けた。
同社では、是正指導を受けた内容について真摯に受け止め、代表取締役社長をトップとするプロジェクトチームを発足させ、諸施策の実行に取り組んでいる、としている。
長時間労働の削減と再発防止に向けた取り組みとして、一部取引の解除、荷待ち時間短縮の要請、乗務職員採用活動の強化、乗務職員の多機能化教育等を重点的に取り組みを開始した。
引き続き労働時間の早期削減のための具体的、かつ実現可能な対策を推進し、改善状況を検証し必要な対策を講じるとしている。
諸施策に加え、この実行を担保する体制も構築していく。
大宝運輸 決算/4~6月の売上高2.5%増、営業利益7.9%増