ヨコレイは12月1日、グループのHofseth Aqua AS(HA社)は、同国トラウト養殖事業会社初となる養殖場のASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証を取得したと発表した。
HA社は、ノルウェーでトラウトの孵化場、幼魚生育施設、6か所の海面養殖場、処理工場を持つ、垂直統合型のトラウト養殖会社で、年間約1万トンの生産能力を有する。
今回、所有する2つの養殖場が、同国のトラウト養殖会社として初めてASC認証を取得することが出来た。残る4か所の養殖場も2018年中に認証を取得し、全ての養殖場がASC認証となる予定。
ASCは、WWF(世界自然保護基金)とIDH(Dutch Sustainable Trade Initiative)によって設立された非営利組織。
「ASC認証」は自然環境や地域社会に配慮して生産された持続可能な養殖水産物に与えられる制度で、「海のエコラベル」として知られるMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)認証の養殖版として知られている。
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