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NSユナイテッド海運/4~12月の売上高13.3%増、営業利益41.4%増

2018年01月31日/決算

NSユナイテッド海運が1月31日に発表した2018年3月期第3四半期決算によると、売上高1037億8700万円(前年同期比13.3%増)、営業利益65億7000万円(41.4%増)、経常利益54億7800万円(57.5%増)、当期利益62億8700万円(96.2%増)となった。

内航海運事業の、ドライ貨物は、鉄鋼関連貨物である石灰石輸送が荒天による影響を受けたが、一般貨物船のスポット契約が増加したことに加え、製造業・建設業において鋼材需要が高まったため、輸送量は総じて堅調に推移した。

セメント関連貨物は、東京オリンピックを控え国内需要が徐々に高まり、輸送量は前年同期を上回る水準で推移した。

タンカーは、LNG輸送は、電化・省エネ化の進展により需要が低迷し、北海道航路では道内ガス田の安定した湧出量を背景に転送需要が減少したため、輸送量が当初想定を下回った。

LPG輸送は、工業用が内需低迷等の影響を受ける一方で、民生用が冬場の需要期を迎えるなど、全体としては安定した輸送量を確保した。このような状況下、内航海運事業の業績は前年同期比で増収増益となった。

通期は、売上高1380億円(10.2%増)、営業利益76億円(15.9%増)、経常利益59億円(28.1%増)、当期利益65億円(95.7%増)を見込んでいる。

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