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東海電子/41%の運輸事業者が飲酒教育を一度もやったことがない

2018年06月22日/調査・統計

東海電子は6月21日、運輸事業者の安全管理体制に関するアンケートを260社に実施、その結果を発表した。

<血圧計の使用>
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<貨客混載(事業掛け持ち)について>
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<デジタコ、ドラレコの導入状況>
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<飲酒教育はどのように行っているか>
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<飲酒検知者はどれくらいいるか>
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アンケートは貨客混載、運転者台帳、血圧計、点呼システム、デジタコ、ドラレコ、ドライブシミュレータ、アルコールチェック、薬物チェック等、安全管理体制に関する200社にアンケート。

血圧計の使用については、35%が使用している、使用を考えているが32%、使用する予定がない、33%となっている。

貨客混載では、86%が参入は予定していないとしている。参入を予定しているが6.3%と少数だ。

デジタコ、ドラレコの導入状況では、どちらも導入済みが68%だが、どちらも導入していないが7%もあった。

飲酒教育については、毎年やっているが53%と過半数を占めたものの、一度もやったことがないが、41%を占めている。

関連して、飲酒検知者はどれくらいいるか(回答224社)、については、一人もいないが93社と大多数ながら、年間3人以下が84社、年間10人以下が37社、年間20人以下が10社となっている。

同社では、細かい法令改正のみならず、貨客混載や自動運転等、運輸業界の将来の安全管理体制や人員体制に影響がありそうな昨今の業界の大きな動きもあり、一緒に考える機会として、セミナーを開催している。

■問い合わせ
東海電子
TEL:042-526-0905

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