日本梱包運輸倉庫は7月3日、日本物流団体連合会主催の第19回物流環境大賞で、船舶によるモーダルシフトと21mフルトレーラーによる乗継運行を組み合わせた斬新な取り組みが評価され、日本物流記者会賞を受賞したと発表した。
<日本物流団体連合会の田村会長(左)と日本梱包運輸倉庫の大岡社長(右)>
日本梱包運輸倉庫は、YKK APの住宅建材の長距離輸送(富山県滑川市~熊本県八代市)に於いて、21mフルトレーラーの導入を乗継運行で実施するとともに、全行程5か所の乗継拠点を設け、日々乗務員の日帰り運行を可能にしている。
別パターンでは、一部乗継運行と神戸港から大分港までは船舶(フェリーさんふらわあ)を利用し、モーダルシフトと乗務員の乗継運行を併用した取組を実施した。
この取組が環境負荷低減、長時間勤務の改善と輸送効率の向上につながった事が評価された。