日本郵船は8月3日、社員の働き方改革の取り組みの一環として、社員の子供たちが職場を訪問し、定時に親子で退社するイベント「親子で早帰りデー」を昨年に続き開催した。
当日は、東京都千代田区の本店に勤務する社員の子どもたち小学生9人が午後から本店を訪問し、会社の概要や船乗りの仕事について説明を受けた。
船の形や仕組みを学びながらコンテナ船をブロックで組み立てるブロック教室や、海図の記号を学び航路の引き方を体験する海図教室に参加した。
イベントの最後には、吉田芳之取締役・専務経営委員、小山智之常務経営委員と名刺交換した。
この取り組みは、社員の労働時間を短縮し、個人の時間を有意義に過ごす取り組み「OLIVE Project」の一環で、社員の子どもたちが親の仕事を理解し、親子がそろって定時に退社することでコミュニケーションを深めてもらうことを目的としている。