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神戸天然物化学/島根県出雲市で機能材料向け新規製造棟等建設

2018年08月27日/生産

神戸天然物化学は8月27日、機能材料向け新規製造棟等の建設工事を開始したと発表した。

投資額は6億円、2019年3月の完成予定で、高付加価値の電子材料関連製品をkg単位で製造可能なFP-3棟(キロラボ工場棟)とFL-1棟(研究棟)を建設する。

出雲工場(第二工場)では、主に機能材料分野の大型反応器を使用した量産ステージ案件製品を製造、販売している。一方、電子表示材料を始めとした電子材料関連製品では、製造量がkg単位の高付加価値製品に需要があり、実際に引き合いが増加している。

kg単位での試作を行うことで、出雲工場(第二工場)の大型反応器での製造を見据えた開発ステージ案件の取り込みを企図し、キロラボ工場棟の建設に着手したもの。

また、新規キロラボ工場棟と既存の工場棟でのシームレスなソリューション提供体制をより強固にするため、研究棟の建設に着手。同棟の完成によって、新規案件の導入等の効果を見込む。

■概要
名称:FP-3棟(キロラボ工場棟)、FL-1棟(研究棟)
所在地:出雲工場(第二工場)(島根県出雲市長浜町1372-12)
投資額:6億円
建物概要:FP-3棟 鉄骨造2階建(建築面積163m2)延床面積257m2
     FL-1棟 鉄骨造2階建(建築面積261m2)延床面積538m2
完成時期:2019年3月
用途:有機化学品等の研究、開発、製造
※併せて、両棟共通の製造インフラとして機械棟(鉄骨平屋造)を建設。

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