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オリックス不動産投資法人/物流施設3件で環境・省エネ認証を取得

2018年09月05日/物流施設

オリックス不動産投資法人は9月4日、保有する物流施設について、1物件で建築環境総合性能評価システム(CASBEE)不動産評価認証を、2物件で建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の評価を取得したと発表した。

千葉県市川市の市川ロジスティクスセンターでは、CASBEE不動産評価認証のAランク評価を8月31日に取得。目標設定や運用体制を構築し、省エネに取り組んでいる点などが評価された。

一方、BELSは埼玉県戸田市の戸田ロジスティクスセンターと、大阪府堺市堺区の堺ロジスティクスセンター北棟で、ともに★★★★(4つ星)評価を8月27日に取得した。

なお、BELSについては愛知県小牧市の小牧ロジスティクスセンターで2017年12月12日に、埼玉県春日部市の岩槻ロジスティクスセンターで同12月14日に、4つ星評価を取得済み。

CASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency)不動産評価認証は、国土交通省主導のもと、日本で開発・普及が進められている建物の総合的な環境性能を評価するシステム。評価項目は「エネルギー/温暖化ガス」「水」「資源利用、安全」「生物多様性/敷地」「屋内環境」の5分類で構成されており、S~Cランクの5段階で評価される。

BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)は、国土交通省が非住宅建築物に係る省エネルギー性能の一層の向上と、不動産市場などでの適切な情報提供に資するために定めた「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン(2013)」に基づき、2014年4月25日に開始された制度。新築・既存の別を問わず非住宅建築物を対象とした省エネルギー性能を「★~★★★★★」の5段階で評価している。

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