シーアールイー(CRE)は9月13日、2021年7月期を最終年度とする「中期経営計画」を策定した。
数値目標は2021年7月期の連結売上高を600億円、営業利益を50億円、ROE(自己資本利益率)を平均10%以上、そして、3か年累計で900億円の投資計画を掲げている。
新たな事業ビジョンとして、“世界の人とモノをつなぐ物流インフラプラットフォームとして NO.1 企業グループ”を掲げた。
物流不動産を軸に、事業領域を拡げ、企業として持続可能な成長を実現する体制を構築するとともに、グループ全社が一丸となり、事業ビジョンを実現するための第一歩として中期経営計画を策定したもの。
3か年の施策として、物流投資事業では、開発用地の仕入強化、投資エリア拡大、中長期的用地開発、共同開発、土壌汚染地(共同出資で新会社土地再生不動産投資を設立し物流適地を開発)を挙げている。
海外事業では、ベトナムのVSIPハイフォン複合都市・工業団地内でVSIPハイフォン倉庫Ⅰ、II、IIIの物流施設の賃貸、開発事業の推進、タイでのトランクルーム事業の推進と不動産関連ビジネスへの投資を挙げている。
■概要
VSIPハイフォン倉庫Ⅰ、II(既設)
敷地面積:4万7083m2(Phase1+2)
建物構造:地上1階建て 高床式 地上1階建て 高床式
延床面積:1万5000m2 1万4279m2
開発計画
VSIPハイフォン倉庫III(仮称)
敷地面積:約2万3840m2
建物構造:地上1階建て 高床式(予定)
延べ面積:約1万4000m2
着工:2019年初頭(予定)
竣工:2019年内(予定)