日本郵船は9月25日、北越コーポレーションとの長期輸送契約に基づく木材チップ専用船の命名引渡式を、9月11日に大島造船所で行ったと発表した。
<前列右から7番目 北越コーポレーションの岸本晢夫社長兼CEO、前列左から6番目 日本郵船の内藤忠顕社長>
新造船は従来のチップ船に比べ15%の低燃費を実現するエコシップで、主に新潟港や和歌山県の新宮港に寄港する予定。
2019年1月に新潟港が開港150周年を迎えることや、同船が北越コーポレーション新潟工場への製紙原料を供給する役目を担うことを踏まえ、船名は新潟県の県木である「雪椿(ゆきつばき)」にちなんで「Snow Camellia」と命名された。
■新造船概要
全長:209.96m
全幅:37.00m
載貨重量屯数:6万360トン
積載容量:430万立方フィート
建造造船所:大島造船所
船籍港:新潟