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ZOZO/物流費用大幅増で利益悪化

2018年11月02日/SCM・経営

ZOZO(旧社名:スタートトゥデイ)は、2018年3月期第2四半期の決算で、販管費における物流費などの増加により収益が悪化し、営業利益は100億5300万円(前年同期比27.3%減)と減益となった。

<販管費の内訳、物流分野を抜粋(単位:百万円)>
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同社の物流に関わる費用は、荷造運賃、物流関連費、賃借料で、合計すると第2四半期累計では172億8300万円となっており、前年同期比で52.1%増加している。

<販管費の物流費用の推移>
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内訳は、荷造運賃が、配送運賃の変更とZOZOSUIT大量配布により、97億4100万円で、75.5%増と突出している。

物流関連費の内容は、アルバイト・派遣(外注人件費)および業務委託費のうち物流業務に従事する人員の人件費相当額だが、57億9400万円で29.9%増。拠点変更に伴い単価の高い業務委託人員比率の増加商品単価の下落に伴う比率増と拠点増加に伴う横持ち便費用が増加している。

第2四半期の賃借料は17億4800万円で、29.0%増加している。なお、賃借料は、2018年3月期の有価証券報告書によると設備賃借料が25億100万円だが、そのうち物流センター賃借料が23億9500万円と約95.7%の割合となっている。

<9月21日に竣工したつくばの物流センター>
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同社では、茨城県つくば市に今年9月、新物流センター(延床面積7万599m2)が竣工しており、隣地に同規模の物流センターを建設中で、今後とも賃借料は増加するものと見られている。

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