豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー（トヨタL&F）は、ZOZOの物流拠点「ZOZOBASEつくば3」に、QRグリッド式AGVを納入したと発表した。
＜搬送中のQRグリッド式AGV＞
＜導入事例動画＞
ZOZOの既存物流拠点では、入荷および入庫作業をハンドパレットによる人手搬送で行っており、作業者の 身体的負担が大きくなっていることに加え、先入れ先出しや次工程への供給タイミングなど、オペレーション上で重要な確認や判断が属人化していることが課題だった。
これら課題解決のため、QRグリッド式 AGV の導入を決定し、作業者によるハンドパレットを用いたパレット搬送の大部分を自動化した。人手での搬送作業の削減による作業負担の軽減と労働環境の改善に加え、 属人的な作業が解消されたことで、より適切なタイミングで適切な作業量を次工程に供給する仕組みを構築した。
導入による効果として、「属人的な作業を解消し、次工程への最適な供給体制を確立」、「重量物搬送の自動化で作業者の身体的負担を軽減」、「ハンドパレットの操作ミスによる衝突や、荷物落下によるケガのリスクを低減」を挙げている。
今後、ZOZO では全体最適を考えて複数ソリューションを連携し、投資対効果を最大化させるとともに、ZOZOBASE つくば 3 に導入したソリューションを1つのモデルとして、既存拠点でも省人化・効率化の検討を予定しているという。
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