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セイノーHD/4~9月の売上高4.2%増、営業利益15.6%増

2018年11月09日/決算

セイノーホールディングスが11月9日に発表した2019年3月期第2四半期の業績は、売上高3022億8200万円(前年同期比4.2%増)、営業利益147億6500万円(15.6%増)、経常利益158億6000万円(22.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益104億8700万円(18.1%増)となった。

輸送事業の売上高は2257億5200万円(5.0%増)、営業利益は111億7800万円(27.5%増)となった。

事業の中核を担う西濃運輸では、新規荷主の獲得・継続をはじめとする取扱貨物の増加に注力。適正運賃・諸料金・燃料サーチャージ収受などの交渉にも継続して取り組んだ。5月には新静岡支店の保管庫が稼働し、ロジスティクス収益が拡大した。

また、清水港から大分港へのフェリーによる運行を開始するなど、長距離路線便の一部を鉄道やフェリーによる輸送に切り替えるモーダルシフトの取り組みを強化し、収益の改善や労働時間の短縮、環境負荷軽減につなげた。

人材の採用・育成に向けては、免許取得費用の補助や施設の整備・拡張などによる福利厚生の充実を図ったほか、働き方改革による労働時間の短縮や業務負担の軽減を行い、定着の向上にも努めた。

通期は売上高6160億円(3.3%増)、営業利益315億円(13.0%増)、経常利益338億円(16.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益210億円(4.8%増)を見込んでいる

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