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JA全農/中四国広域物流センター出発式、稼働は12月3日

2018年11月30日/物流施設

JA全農は11月29日、中四国7県域(鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛)を供給エリアとする農薬の広域物流拠点「中四国広域物流センター」で出発式を行った。

<出発式でのテープカット>
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<中四国広域物流センター>
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稼働は12月3日からとなる。

中四国広域物流センターでは、農薬メーカーのストックポイント(一時保管のための施設)や各県域の在庫を集約し、一元的に在庫管理を行う。

業務の流れは、農薬メーカーへの発注について、中四国7県域の需要をまとめて一括発注を行い、工場から集中配送により同センターに納品する。

出発式では、全国農業協同組合連合会の久保田 治己常務理事が、「中四国地区の県本部の皆さんとは、約3年間かけて中四国広域物流センターの実現に向けて協議を続けてきました。同センターの稼働を契機に、一層の結集を図り、効率的な農薬広域物流と併せて、ブロック域が一体となった農薬購買方式(広域購買)による購買力強化を実現するよう期待します。さらに、今後、中四国受発注センターを設置して、各県域が実施しているJAからの肥料農薬の受注業務を集約することで、さらなるコスト削減を図る等、JAおよび農家組合員の付託に応える農薬事業をめざします」とあいさつした。

<物流フロー図>
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■「JA全農中四国広域物流センター」の概要
機構名称:JA全農 肥料農薬部 中四国営農資材事業所 中四国広域物流センター
所在地:岡山県岡山市南区藤田566-126 岡山県本部総合流通センター内
TEL:086-230-7266
施設概要:2018年12月稼働時
建物床面積:延べ7213m2
普通物倉庫:2500m2、2800m2、1000m2、600m2
危険物倉庫:313m2
収容能力:農薬約11万ケース

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