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伊藤園/JA全農と物流連携を強化し飲料と米穀の「ラウンド輸送」を開始

2024年11月26日/生産

伊藤園と全国農業協同組合連合会(JA全農)のグループ会社である全農物流は、持続可能なサプライチェーンの構築を目指して、相互車両を活用して飲料や米穀を運ぶ「ラウンド輸送」の運行を、2024年11月から本格稼働を開始した。

<伊藤園とJA全農の物流連携イメージ>
20241126itoen - 伊藤園/JA全農と物流連携を強化し飲料と米穀の「ラウンド輸送」を開始

伊藤園と全農グループは、相互車両を活用して飲料や米穀を運ぶ「ラウンド輸送」のスキームを確立した。新潟と関東間で運行する両社の週3回運行のうち1回を相互でラウンド輸送とする取組みを行うことで、従来の輸送と比べてトラックの使用台数が約33%減少し、またCO2排出量も約16%削減できる見込み。今後はさらに連携を強化し、より幅広い領域での物流連携も検討している。

伊藤園では、環境負荷の低減を通じて持続可能な社会を実現するために、物流の効率化と環境配慮の取組みを推進しており、他企業との連携強化により物流ネットワークの最適化を図っている。今回の全農グループとの持続可能な物流連携を行うパートナーシップをはじめ、今後も顧客に安全・安心な製品を持続的に届けるため、業界や業種を横断して効率的な物流体制を構築し、持続可能なサプライチェーンの構築を目指していくとしている。

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