佐川急便とトヨタ輸送は12月12日、、「第17回グリーン物流パートナーシップ会議(主催:国土交通省、経済産業省、日本物流団体連合会、日本ロジスティクスシステム協会)」で特別賞を受賞したと発表した。
<左からトヨタ輸送の加藤洋二常務取締役、杉山雅洋事業推進委員長、佐川急便の内田浩幸取締役>
受賞した取り組みは、愛知県~岩手県の宅配便幹線輸送をトヨタ輸送が運行する TOYOTA LONGPASS EXPRESSを活用した異業種共同によるモーダルシフトで2017年11月より運行を開始したもの。
これによりトラック輸送にかかるドライバーの運行時間約1685時間/年間が省力化され、CO2排出約100.2トン/年間が削減された。
トヨタ輸送がかねてから行っていた愛知県~岩手県間の自動車部品の輸送について、専用列車の空きスペースを佐川急便が活用することによって、輸送効率の向上を図りつつ、積載率の向上、ドライバーの省人化を同時に実現したことが今回の受賞に繋がった。
なお、「グリーン物流パートナーシップ会議」とは物流分野での環境負荷の低減や、物流の生産性等により持続可能な物流体系の構築に顕著な功績があった事業者に対し、表彰を行うもの。